必要とされるパン。
わたしたちは学校、病院、近隣の施設に
毎日の「給食」を提供している。
災害のときも、自社で水も電気もガスも
まかなって、パンが焼ける。
オタルパンは、社会のインフラでもある。
つくりたいパン。
すべての職人は、食べる人のよろこぶ顔に励まされる。
とくに新商品開発は、創造的な仕事だ。
自分の食べたいパンをつくり、
それが世に出て評価される経験。
ちいさな感動が、おおきな成長につながる。
オタルパンは、
スーパーやコンビニに販路をもつ
全国的なメーカーではない。
こだわりの職人さんが営む
小さなブーランジェリーでもない。
札幌、石狩、小樽が、わたしたちの届けられるエリアだ。
「地域のパン職人」として、
これからも工夫と改善をかさねていきたい。
今日も、東苗穂のパン工場から、いいにおいが立ちこめる。
みなさんはギリシャ神話
「アリアドネの糸」をご存知でしょうか。
悪者を退治するために勇敢に立ち向かっていった
恋する人のために迷宮から迷わず出てくることが
できるよう確実な手助けをしたというお話です。
わたしたちの身の回りには、
安全な食品以外にも様々な理由や
企業側の都合により多くの食品添加物を
使用している食品も少なからず存在します。
いまの食品流通業界を迷宮の世界にたとえると、
小樽製パンはそこからみなさまを
正しく導く「食の提案」の手助けをしたい。
そんな思いを託し「restore bakery」
という位置づけでパンやお菓子を
気軽に楽しんでもらいたい。
小さなお子様やお年寄りまで安心して食べられ
尚且つおいしいパンを通し
「癒しのひと時を演出する」。
そのために食材も北海道産にこだわり、
生産者からの大地の恵みを
みなさまにお届けしています。